2009年02月

お昼前に電話がありました。
「お腹をこわしているのでいつものお薬をください。
 大きな犬なので連れて行けません。
 取りにも行けないので郵送して下さい。」と言う内容です。

電話で詳しく状況を尋ねると今までのお薬でよさそうです。
午前中の郵便収集に間に合うと速達なら今日中に届きそうですが
もう間に合う時間ではありません。

一日我慢させるのもかわいそうです。
無理に用事を作って昼休みにお薬を届けることにしました。
・・・せっかく行ったのだから診てあげたらと言われそうですね。
それも親切ですが往診の押し売りをするのも嫌です。

お薬を届けて様子を見てもらうことにしました。
無事に治ってくれるといいですね!

寒さのためかお年寄りのどうぶつさんのお腹こわしや発熱などが多いです。
どうぞ、無理をしないでお達者で・・・
 

生後数ヶ月の犬の予防接種の問い合わせがありました。
今の獣医さんの趨勢はわずか数ヶ月の犬に3~4回の予防接種を勧めるそうです。
また不思議な事にすべての予防接種が終わるまで散歩もダメと教えている所も多いそうです。

この幼犬の予防接種の方法はアメリカでの推奨方法と似ています。
およそ3回の予防接種で十分な免疫がつくそうです。
これは否定しませんがその後がおかしな事になっています。
アメリカではコアワクチン(主に予防したい病気用)は生後一年目以降は
2~3年に一回が推奨されており
毎年終生受ける方法は免疫に余分な負荷をかけると勧められていません。
この部分はまったく触れないでいるのは大変不可解です。

しかも日本の一般環境は予防接種を受けないと
すぐに伝染病にかかるような悪い環境状態でもありません。

予防接種については飼い主さんに正しい案内を提供した方がよいです。
飼い主さんの無知につけこんだり脅す方法は感心できませんね。
 

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