2009年03月

TVでコマーシャルが流れています。
「犬の狂犬病の予防接種を受けましょう。」とやっています。
なんで予防注射をするのか目的もはっきりしません。
知らない人がみたら「犬の健康」を守るかのようにも見えますね。

実は犬の狂犬病予防接種は狂犬病予防法による犬の飼い主の法律上の義務なのです。
50年以上前の衛生状態の悪い時期に犬から人へ狂犬病がうつった時期がありました。
その頃の法律が50年以上もの間、日本に狂犬病の発生がないのに残っています。

この法律の趣旨は「犬の健康」などまったく関係ありません。
犬は「人の防波堤代わり」に機械的に予防接種を受ける事になっています。
しかも狂犬病はすべての哺乳動物にうつる病気なのに犬だけが対象です。
昔のように放し飼いの犬もいませんのにふしぎです・・・

何十年も続くと本来の目的はうすれ、関係団体の既得権益のように続きます。
終戦後の非常時でもないのに公園など衛生的でない環境で
また町にはたくさんの動物病院があるのに集団接種を続ける理由もわかりません。

せめて本当のことを知らせましょう。
狂犬病予防は「犬の健康のためでなく法の義務」で行っている事。
その趣旨は「犬の健康でなく」人を狂犬病から守る事。
日本では1956年を最後に50年以上発生がない事は明確にするべきです。
 
 予防接種の普及で狂犬病の発生がないという理屈も通りますが
 現状での日本の狂犬病予防接種率は40%程度と言う統計数値もあります。
 WHOでは狂犬病予防に必要なガイドラインは70%としています。
 この普及率では予防接種の普及が病気の発生を止めたと言いにくいですね。

 wikipedia・日本の狂犬病
 
わたしはそのTVコマーシャルの団体に所属していません。
どんな法であれ法律の義務を否定はしませんが・・・・・

私はこれが獣医学的に正しいかどうか判断できる立場にありません。
ただ飼い主さんには犬のためでなく法律上の義務で行っている事は説明しています。
 

プログを作って思いました。
怠け者では続かないな~と・・・・・

さてなにを書こうかと思います。
今日あった仕事上のことを書くとプライバシーを侵す事もありそうです。
診療施設や技術とか知識なんかを書くと広告ぽくっていやです。
意外と書くことがありませんね。

急がしくて書けないなんかだといいのですが
適宜のんびりとやっているので話題が少ないと言う事もあります。

画像でも入れて賑やかにとも思いますが
オッチャン獣医さんが難しいPCなど上手に利用できません。
なかなか困った事です・・・
 

猫の気持ちは難しくて時々理解してあげられない事があります。

野性味があり知らないものや所への警戒心が強いです。
この警戒心は時として猫さんが自分で制御できない恐怖心になる事もあります。
こうなると飼い主ですら噛み付かれたり引掻かれたり・・・

猫さんを扱うときには絶対に追い詰めない事が重要です。
無理やり動物かごや箱に詰めてお医者さんに連れてきたりすると
あとで大変な事になる事があります。

猫さんは身を寄せたり隠れられる所があると緊張が和らぎます。
ちょうどその用にいいのが「洗濯物ネット」です。
これに入っていると猫さんは自分が隠れているような気持ちになるようです。
また、身体がネットに密着しているので恐怖感が少なくなる子が多いです。
逃げられる心配もなくなりますので猫さんの移動にこのネットを使って下さい。

見かけは良くないですが猫さんも人間もどちらも安心できます。
できれば目の粗いこちらから中が見えるネットが利用しやすいです。
100円ショップのもので十分です。猫さんが楽に入るサイズを選んでください。
 

数日、自己研修のために休診させていただきました。
休診中はご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

研修は新しい知識や見聞を広めるのが主の目的ですが
そのほかに日常を離れて今までを振り返ったり
その逆に気持ちを切り替えるリフレッシュメントの意味もあります。

この休診がこれからの診療に役に立ってくれると思っています。
 

昨日、海岸で負傷カモメを保護された方が来ました。
カモメの最低限の治療はできますが保護はできません。

行政に相談すると鳥獣保護員の方を紹介してもらえました。
保護された方のうちまで引き取りに来てくれて
治療と保護飼育をしてくれると言ってくれたそうです。

自然のおきてに人が介入していいのかはわかりません。
それでも助けて欲しいという眼で見ているカモメを
なんとかしてあげたいのは人情です。
カモメのためにも助けてくれた人のためにも元気に回復して欲しいです。
それに、大変な事を引き受けて下さる鳥獣保護員の方に感謝します。

カモメの恩返しでしょうか? 
昨日の方がお赤飯をたくさん届けてくれました。
びんぼ~な獣医さんのうちには大変うれしいです。
 

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