2009年06月

朝、診療所を開けに行くと入り口で待っている方がいます。
急いで開けて事情を伺いました。

早朝に猫さんが3階から落ちたそうです。
事故後数時間経過していますが元気で出血や特に痛がる所もありません。
口の中の上の部分に亀裂が入っていますがこれも出血もなく落ち着いています。

さてどうしようかと考えました。
経過時間と状況から現状ではたぶん状況は悪くありません・・・・・
しかし高所落下症候群では強い打撲などを受けた部分が
時間経過後に大きな問題を起す事が稀に起こることがあります。

飼い主さんにお話をして大きな病院規模の医療施設で受診する事をお勧めしました。

この仔は難しい事をしなくても回復する可能性が高そうです。
それでも緊急医療では稀な悪い事態も想定する必要があります。
緊急医療はそれなりの施設を最初から選ぶ事が大事かと思います。

じゃ~なんでお前の所は獣医の看板を掲げているのに
それなりの体制を取らないのかとお叱りを受けそうです。
最新最高の医療を目指す獣医さんもあれば
うちのように町医者としてのあり方を本分としている所もあります。
ただ、うちで引き受けられる事と専門医や高度医療機関にお願いしなくてはならない事は
正直に飼い主さんにお話をして希望にあった動物医療を選べるようにしています。

正直に状況判断すればうちではお役に立てない事も多いです。
せっかくお越しいただいたのに申し訳ないです。ごめんなさい。

フィラリア予防薬のメーカーさんが用意してくれた
夜間散歩の交通安全用ピカピカペンダントがやっと全部配布終了しました。
販売メーカーさんが外資系にかわりノベルティがだいぶさびしい物になりました。
それでも喜んでもらって下さった飼い主さんに感謝します。

これからおいでの方にはなにも差し上げるものがありません。どうもスミマセン。

夜間の犬のお散歩のときにピカピカと光るペンダントを見たら
このワンちゃんたちはちゃんとフィラリア予防をされている子たちです。
フィラリア病にうつらないだけでなく伝染元にもならない安全な犬くんたちです。
どうぞお車の運転手さん気をつけてあげて下さい。
 

たまに新しい患者さんがみえる事があります。
お話をうかがうと掛かり付け医もいて治療中だと言います。
なにか治療などに問題があるかとお尋ねするとなにも無いと回答されます。
では、なぜうちにいらしたのですかと聞くと特別な理由がない事が多くあります。

さて、おいでいただいたのはいいのですが私は困ってしまいます。
今までの経過や検査等の結果はこちらにはありませんし
全てはじめからの診察にともなう負担を動物さんと飼い主さんに負わせなくてはなりません。
またせっかく何の問題も無く進行中の治療が別の方針で思ったような結果が出ない事も考えられます。

何の問題も無いかかりつけ医がいるのでしたらそのまま継続治療を受けられる事をお勧めしています。
あっちこっちに診て貰いその度に検査を受けや治療方針が変わったりするのは動物さんにかわいそうですね。

もしどうしても他の先生に診ていただきたい時には私のような町医を選ばない方がいいです。
私どもよりすぐれた動物診療施設がほかに大勢あります。
うちなどよりご希望に沿った診療を受けられると思いますよ・・・・・
 
もちろん獣医さんを選ぶ権利は飼い主さんにありますから
私どもでは飼い主さんの意向に十分答えられない時は上級医または他医への転医をお勧めする事もあります。
 

↑このページのトップヘ