私的には獣医学的にも免疫学的にも懐疑的だった
法的に義務化された犬狂犬病予防接種ですが・・・

現実に狂犬病非発生地だった台湾で突然発病事件が起こりました。
大陸からなにかの形で侵入したものとの見解です。
台湾衛生当局の対応で現在は鎮静化したようです。
しかし野生動物が病原なので当分の間、対応と観察が必要です。
台湾では多くのペットショップが閉店の憂き目にあったという報道もあります。

日本では犬や生体動物を扱うペットショップに
狂犬病予防接種の告知や推進義務と
犬の販売を所轄官庁に報告義務がありません。

所轄官庁はどこに犬がいるか(販売されたか)わかりませんので
正確な飼い犬頭数も不明で、予防接種率もわからないが現状です。

ある調査では実施率は現状で45%程度とも言われています。
これはWHOの病気蔓延を予防できる数値からかなり低いと思われます。
またこの病気は犬だけでなく全ての哺乳動物に感染します。

それでも狂犬病予防接種義務が役に立つのかな~と思ったりもします。
もしこの病気が日本に侵入すると動物さんの次に危ないのが獣医師。
うちのように暇なやぶ獣医は遭遇率が低いのですがそれでも怖い?

この病気、人でも動物でも発病すると致死率が100%と言われています。
しかも相当に悲惨な病状と言われています。
(日本では60年近く発病がないのでその状況を経験している専門家がいない?)

犬の予防接種の正しい意義を獣医さんが
ちゃんと飼い主さんに理解できるように伝える。
それが一番大切なように思えます。
(獣医業の営業のでなく、公衆衛生上の意義をです・・・)

犬の狂犬病予防接種を所管している厚生労働省は
犬のためでなく人を病気から守るために
犬を防波堤かわりに予防接種義務化をしています。
この法律では犬の健康を守る意味は全くありません。